toggle
2022-02-01

オミクロン株の感染拡大ががん患者にもたらすリスク


昨年、鎮静化の兆しを見せた新型コロナウイルスの感染は、オミクロン株の登場で第6波 が訪れています。

新型コロナウイルスよりもがんのほうが怖い

昨年、沈静化の兆しを見せた新型コロナウイルスの感染ですが、新たに変異したオミクロン株によってPCR検査の陽性者は急増、第6波の感染拡大といえる状況になっています。そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大がはじまった一昨年春から懸念されていたがん検診、がん患者の治療や検査の先延ばしの弊害がまた懸念されています。がんは、発見が遅れれば、それだけ治療は困難になります。また、がん患者が治療や検査を怠っているうちに進行してしまう例は少なくありません。オミクロン株は、従来よりも感染力は高い反面、毒性は弱いといわれます。これだけ新型コロナウイルスの感染者が急増しても、死亡者は、がんが原因の方のほうが多いのです。また、がん治療中の方は、免疫が低下して感染し易く、重症化リスクも高いのですが、予定していた治療や検査は出来るだけ受診したほうがよいでしょう。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事