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2020-12-07

免疫チェックポイント阻害剤は静脈血栓塞栓症リスクを増大


免疫チェックポイント阻害剤には様々な副作用があります。

静脈血栓塞栓症の発生率が2倍以上に
米国のマサチューセッツ総合病院でがん治療を行った約2800例を対象に行った調査の結果、免疫チェックポイント阻害剤を使用すると、以後2年間の静脈血栓塞栓症の発生率が2倍以上(2.43倍)にも上昇することがわかりました。原因としては免役の活性化と炎症の増加で血液の凝固が促進されることではないかと考えられています。免疫チェックポイント阻害剤は、がん細胞が免疫細胞(T細胞)にかけているブレーキを解除することで、免疫を回復させるという仕組みで作用しますが、場合によっては免疫を暴走させ、Ⅰ型糖尿病や心不全などの自己免疫疾患を引きこ起こす副作用リスクが知られています。静脈血栓塞栓症は、そもそもがん自体がリスク要因になるのですが、オプジーボなどを処方する際には、さらなる注意が求められるということでしょう。

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