2022-01-13
俳優のキアヌ・リーブスさん、人気作品のギャラの大半をがん研究に寄付
妹が白血病であったキアヌ・リーブスさんは、多額の寄付を行うなど、がん研究への支援を続けてきました。
『マトリックス』のギャラから約36億円を寄付
現実と遜色のない仮想空間の存在する世界を描く映画『マトリックス』は、1999年に公開されましたが、インターネットが急速に普及していく当時の情勢を背景に、ひとつの社会現象すら巻き起こしました。20年以上を経ていまだに色褪せないその世界観は、現実の世界がどんどんそこに近づいていることすら想起させられます。この作品で主演を務めたキアヌ・リーブスさんは、本作で50億円以上のギャラを得たといわれていますが、その大半の約36億円をがん研究のために寄付したそうです。彼の妹であるキムは、かつて白血病と闘っており、その存在は大きかったかもしれません。そして、キムが回復した後も、個人的な基金を設立するなど、がん研究への支援を続けています。映画で描かれた仮想空間が、どんどん現実味を帯びてきた現代、彼が願ったがん制圧も、遠からず現実になることを祈りたいものです。
関連記事