2021-10-19
抗がん剤「アブラキサン」は12月中旬までの供給に目処
アブラキサンは膵臓がんの化学療法には不可欠な薬です。
製造拠点の見直しでアブラキサンは出荷調整中
抗がん剤のアブラキサンは、膵臓がんなどの治療に使われていますが、海外の製造設備の見直しのため、出荷の調整が続いていました。膵臓がんの患者にとってはほかの選択肢のない薬であり懸念されていましたが、9月の時点では11月中旬まで供給可能だったのが、製造拠点の親会社であるBMSの協力を得て、12月中旬までのは供給出来るよう。国内向けの在庫を確保したそうです。BMSでは年内にも設備を整え、生産を再開したいということですが、従来とは異なる海外拠点で製造したアブラキサンを、国内向けに承認取得する手続きや海外での国内向け在庫確保なども進める模様です。膵臓がんの患者や関係者にとっては気になるところです。
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