2021-06-28
治療が思うように行かなくても冷静に
小林麻央さんは、最初に乳房の違和感を訴えた際には、乳がんと診断されず、かなり進行した状態で見つかりました。
セカンドオピニオンを聞いてもいい
歌舞伎俳優の市川海老蔵さんの妻であった小林麻央さんが、乳がん闘病の末、亡くなって4年が経過しました。前年に乳がんを公表した際には、かなり進行した状態でしたが、治療の大きな分岐点となったのは、最初に自覚症状を訴えた際の診察では、乳がんと診断されず、既に進行した状態で発見されたため、かなりの時間、一般的な標準治療を受けることを拒絶してしまったことでしょう。医療とて人が行うことですから、完璧を期しても完璧になるとは限りません。治療を頑張っても、結果が芳しくないことはあります。極端な場合、診断や治療のミスも起こり得ます。不安や疑問、憤りに駆られることはあるかと思いますが、そんな時こそ冷静になって、その時に出来る最善のことをやるべきなのです。迷ったら主治医以外のセカンドオピニオンを聞いてもいいでしょう。別の治療を模索する前に、まずは現状を把握することは大切です。
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