2021-05-25
希少がん治療薬の開発に国立がん研究センターとエーザイが着手
希少がんは、患者の数が少ないため、製薬会社が参入しづらく、標準治療が確立されていません。
100種類以上の希少がんの細胞を保有
希少がんは、患者の数が少なく、投資に見合う収益が期待しづらいため、製薬会社がなかなか参入しない分野です。結果、標準治療が確立出来ず、適切かつ迅速な対処が出来ないのが現状です。そんな中、国立がん研究センターと製薬会社のエーザイが、共同で希少がんの治療薬の開発に乗り出しました。同センターには100種類以上の希少がんの細胞があり、同社が開発した治療薬で効果を検証します。2023年を目途に医師主導の治験を開始する予定です。
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