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2021-05-18

降圧剤の長期使用はがん罹患リスクを増大させる


降圧剤とがんの関連性については以前から注目されていました。

腎がん罹患リスクが3.75倍に

国立がん研究センターは約6万8000人を長期間追跡した結果、降圧剤の長期使用とがんの罹患リスクの増大には関連性があることを明らかにしました。降圧剤を使用していない方に対して、10年以上降圧剤を使用している方は、全てのがんで1.08倍、大腸がんで1.18倍、腎がんで2.14倍の罹患リスクとなり、特に5~10年使用している方は、腎がんで3.75倍にもなっています。

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