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2021-03-31

キノコの摂取量が多いと、乳がんのリスクは軽減


キノコの成分から作られた抗がん剤があるように、キノコには有用な成分が豊富に含まれています。

クレスチンなどキノコ由来の抗がん剤

健康的なイメージのあるキノコ類ですが、免疫の活性を上げる成分などが含まれており、健康上のメリットについての研究が行われています。また、カワラタケの成分からクレスチンが、シイタケの成分からレンチナンが、スエヒロタケの成分からシゾフィランと抗ガン剤が開発され、厚生労働省に承認されています。そして、ペンシルバニア州立大学のグループは、キノコの摂取量と各種がんのリスクについて過去の研究を評価した結果、乳がんに関してはキノコの摂取量が多い程、発症リスクを軽減するという有意な関連性を確認しています。また、ほかのがんについても有意な関連性が見い出せなかったのは、乳がんのように単独の研究が多くないからだとも述べています。

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