2019-08-22
NOといえるがん患者が長生き出来る
がん患者は主治医に対して不満や不安、疑問をなかなか口に出せないものです。
患者の立場は弱くなりがち
多くのがん患者は大きな医療機関の医師を主治医にしていると思います。大きな医療機関で標準治療を受けていると、診察時間はせいぜい数分。患者が思っていることを伝えたり、わからないことを聞いたりするには、十分な時間とはいえません。特にがんという大きな病気を抱えていると、一番頼れるのは主治医ですから、どうしても患者の立場は弱くなりがちです。現状の治療に不満や不安、疑問があっても、なかなか切り出すのが難しいでしょう。しかし、大きな病気だからこそいいたいことははっきりというべきです。標準治療はガイドラインが決まっているとはいえ、個々の患者に応じて主治医が臨機応変に対処する余地が全くないわけではありません。がん患者向けのセカンドオピニオンや生活指導を数多く手掛ける医師は、NOといえる患者が長生き出来るとコメントしています。
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