Home › がんと闘う › 【がん医療考現学】がんと周辺の話題を辛口に › 終末期に痛みを感じるがん患者は36% 2019-01-10 終末期に痛みを感じるがん患者は36% 終末期において痛みに対する緩和ケアは重要です。 国立がん研究センターが終末期の療養実態を調査 国立がん研究センターの調査でがんで亡くなった方の36%が、亡くなる直前の1か月には痛みを感じていたことが明らかになりました。2016年にがんで亡くなった3200人の方の遺族からの回答による発表ですが、有効回答1630人のうち、亡くなる直前の1か月を痛みが少なく過ごせたかという質問に対して、「そう思わない」「あまりそう思わない」という方は36%に上りました。改めて終末期における緩和ケアの必要性が確認されたといえるでしょう。 00 関連記事 高見知佳さんの死因となったがん性腹膜炎とは? 標準治療と併用出来る天然の抗がん物質iGS4000(後編) NTRK陽性の固形がん治療薬「ラロトレクチニブ」が発売 医師を信じることが、最善のがん治療なのか 固型がんの治療としてはまだ課題の多いCAR‐T療法 国内で固形がんを対象に、CAR-Tの治験が開始 膀胱を全摘した小倉智昭さんが、仕事に復帰