Home › がんと闘う › 【がん医療考現学】がんと周辺の話題を辛口に › 大腸がんを9割の確率で発見する血液検査がサービス開始 2018-09-20 大腸がんを9割の確率で発見する血液検査がサービス開始 大腸がんは早期の対処で治りやすいがんですが、面倒だからと検診を受ける方はなかなか増えません。 大腸がんは日本人に一番多いがん 大腸がんは日本人に一番多いがんです。早期であれば5年生存率は高く、いかに進行しないうちに発見出来るかが重要になります。島津製作所が少量の血液検査だけで9割の確率で大腸がんを発見する技術を開発したことは、以前にお伝えしましたが、10月から患者向けのサービスが行われることになりました。血液に含まれるアミノ酸や脂肪酸など8種類の物質を測定し、それぞれの分量が一定の基準を超えた場合、大腸がんのリスクがあると判断されます。まずは京都市内の医療機関で自由診療としてサービスを開始し、徐々に全国に広げていく予定。保健適応への準備も進められています。費用は約2万円になります。 00 関連記事 がん患者は、主治医のほかに相談相手を 黒砂糖が、がんのリスクを軽減する 局所療法に留まらない光免疫療法 卵巣がんのリスクが低くても、予防的な卵管切除は推奨される 細胞競合でがんを制圧する ひとりの患者から移植された臓器で、4人ががんになり、3人が死亡 早期発見で治療が出来たがん患者ほど要注意