Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 肝臓がんの再発率を75%下げる新薬 2018-09-14 肝臓がんの再発率を75%下げる新薬 肝硬変の方は高い確率で肝臓がんになりますが、画期的な予防薬が実用化されそうです。 がん幹細胞の増殖を防いで、再発を予防 がんの再発には手術や放射線、抗がん剤などで排除しきれなかったがん幹細胞が、深く関わっています。このがん幹細胞の増殖を食い止めることで、肝臓がんの再発率を何と75%も下げる新薬が、治験の最終段階に入っています。興和が開発した ペレチノインがその新薬であり、遠くない将来、実用化されそうです。今回はあくまでも再発予防ですが、がん細胞が生まれるメカニズムは原発でも再発でも同じなので、今までにない肝臓がんの予防薬としても期待出来そうです。例えばウイルス性の肝炎などで肝硬変に至った方は、高い確率で肝臓がんになるため、大きなニーズがありそうです。 00 関連記事 無許可で他人の臍帯血を移植した「事件」 意識の向上で乳がん患者は救える がんは細胞単位の病気、そして全身の病気 オプジーボの副作用は重篤になりやすい がんと診断されたらセカンドオピニオンを 2 さくらももこさんが選んだ切らない乳がん治療は正解だったか 今年、がんと診断される方は世界で1810万人