Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › がん細胞が正常細胞を押しのけていくプロセスが明らかに 2018-07-07 がん細胞が正常細胞を押しのけていくプロセスが明らかに がん細胞は正常細胞に対して領土を奪うように浸食していきます。このプロセスが明らかにされました。 隣り合った正常細胞を殺して、隙間に入り込む 将来、がんになる細胞が、どのようにして周囲に広がっていくのかを、大阪大学のグループが明らかにしました。がん細胞は正常細胞よりも頻繁に分裂して、やがて大きな腫瘍になっていきますが、どのようにして正常細胞を押しのけていくのかはわかっていませんでした。がん細胞はまず隣り合った正常細胞を攻撃して殺します。そして、その出来た隙間に割り込むのです。その際、自らを大きくしたり変形させたりして、隙間を埋め易くします。このプロセスを食い止めることで、新たながん治療が生まれるのではないかと考えられています。 00 関連記事 オプジーボとヤーボイの悪性胸膜中皮腫への併用が欧州で承認 本庶佑氏「2050年には殆どのがんが免疫療法で治療出来る」 抗体薬物複合体「エンハーツ」が肺がんに適応追加 スタチンがトリプルネガティブ乳がんの生存率を改善 卵巣がんの早期診断に繋がる新たなバイオマーカー 前立腺がんの放射線治療の副作用を軽減する方法が保険適応に セカンドオピニオンのマッチングサイト