Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 患者のゲノムを集め、研究に活かす「山形バイオバンク」 2018-06-02 患者のゲノムを集め、研究に活かす「山形バイオバンク」 ゲノムを医療に活かすには、多くのデータの蓄積が不可欠ですが、山形大学では患者のゲノムを集め、研究に利用する仕組みをスタートさせました。 オーダーメイド医療にゲノムは欠かせない がんゲノム医療が推進される中、山形大学では合意を得た患者のゲノム(遺伝情報)を集め、研究に役立てる山形バイオバンクの運用をはじめました。山形県はもちろん、国内の医療機関や研究機関が利用することで、患者ひとりひとりに応じた治療の最適化(オーダーメイド医療)を目指すのが狙い。厚生労働省はがんゲノム医療の中核拠点病院と連携病院を選定しましたが、山形大学医学部付属病院は連携病院のひとつとなっています。 00 関連記事 咽喉頭がんの手術にダ・ヴィンチを活用 ひとりの患者から移植された臓器で、4人ががんになり、3人が死亡 抗体薬物複合体「ダトポタマブデルクステカン」が第2相の治験開始 患者のNK細胞でがんを退治する新たな治療 陽子線のほうが従来の放射線よりも咽頭がん治療の副作用が少ない 科学的根拠ははっきりしている丸山ワクチン がんゲノム医療の情報の拠点が開設される