12年前に比べて、50代でがん保険に入る方は、1.5倍以上に増えたそうです。
治療の進歩で患者でいる期間が長くなった
50代でがん保険に加入する方は、2005年と2017年では28.3パーセントから42.6%と1.5倍以上に増えているそうです。がん患者が年々増え続け、がんによる死亡者も増えていますが、その一方で治療が進歩して、患者は増え、患者でいる期間も長くなっています。保険診療であれば高額医療費という制度で自己負担には上限があり、一般的な収入の方であれば毎月10万円以下になります。とはいえ、治療が続くことを考えれば大きな金額ですし、通院の際の交通費など治療に付随してお金がかかることや、治療で働けなることによる収入減を考えれば、何らかのリスクヘッジをしておくほうが賢明といえます。また、進行がんの場合、標準治療で出来ることには限界がありますから、粒子線治療や分子標的薬の保険診療外処方など、高額の費用がかかる治療に備えておくことも必要でしょう。
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