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2018-03-27

分子標的薬「レンビマ」が肝細胞がんで承認

甲状腺がんで使われるレンビマが、肝細胞がんでも承認されました。

分子標的薬は新しいタイプの抗がん剤
甲状腺がんでは保険適応されている分子標的薬「レンビマ」が、切除が難しい肝細胞がんについても承認を取得しました。レンビマは腫瘍の増殖に関わる信号や、腫瘍が増殖する際に新たに血管を作る信号を阻害する働きがあります。多くの報道ではレンビマは「抗がん剤」と書かれています。一般的に抗がん剤というと殺細胞剤、即ち分裂中の細胞のDNAをばらばらにして破壊する薬というイメージがありますが、分子標的薬は新しいタイプの抗がん剤といわれることがあるように、がん細胞に特異的に見られる物質に作用し、腫瘍が大きくなるのを抑えます。従って、従来の殺細胞剤ほど正常細胞への影響がないという長所もあります

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