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2018-01-18

がん幹細胞を特定する分子「RAB39A」を発見

がん幹細胞は再発や転移の元になる厄介な存在です。滋賀医科大学の茶野徳宏准教授はこのがん幹細胞を特定する分子を発見しました。

RAB39Aを阻害すると、高い割合で再発や転移を抑制
がん幹細胞は再発や転移の原因となるがん細胞です。目に見えるがんを取っても、このがん幹細胞が残っていれば、再発や転移に繋がります。また、がん幹細胞は冬眠のような状態で分裂をしないでいるため、分裂中の細胞に作用する抗がん剤の攻撃が届きづらいのです。がん幹細胞を特定することは、再発や転移を防ぐ上で、大きなポイントになるとされていましたが、滋賀医科大学の茶野徳宏準教授ががん幹細胞を特定する分子を突き止めました。イタリアのボローニャ大学と共同でがん幹細胞に特異的な分子を探していたところ、正常な細胞では殆ど使われていないRAB39Aを発見したのです。マウスを使った実験では、がん幹細胞からRAB39Aを阻害すると、高い割合で再発や転移を防げることが確認されており、新たながん治療薬の開発に繋がるのではないかと、期待を寄せられています。

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