がん細胞に集積しやすく、光学的に反応して、化学変化を起こす物質を、あらかじめ投与した後で、低出力のレーザーを当てて、がん細胞を破壊するのがPDT(Photodyamic Therapy)です。手術よりも体を傷つける範囲が少ないので、患者への負担が少ないというメリットがあります。1994年以来、肺がん、胃がん、食道がん、子宮頸がんに対して保険適応になっています。特に肺がんでは肺を切除した度合いが、予後に影響するため、有効な治療といえます。NCI(米国国立がん研究所)でも推奨している治療です。
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