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2022-09-21

iTAP

iTAPは光免疫療法と抗体薬物複合体を組み合わせたような治療として開発中です。まず植物由来の毒物であるトキシンにがん細胞の抗体を結合させて投与し、がん細胞に毒物を送り込みます。同時にがん細胞には光に反応する物質も送り込んでおき、光を照射します。毒物はがん細胞の内部に取り込まれた段階では、エンドゾームという膜に覆われていますが、ここに光が当たって反応することで、膜が破壊され、がん細胞は内側から破壊されるのです。がん細胞を狙い撃ちし、分子標的薬などより強い攻撃力を発揮します。

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