Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 愛媛大学発のベンチャー企業が熱を使ったがん医療機器を認証申請 2017-08-31 愛媛大学発のベンチャー企業が熱を使ったがん医療機器を認証申請 愛媛大学発のベンチャー企業・アドメテックが熱を利用するがん医療機器をウクライナで認証申請することになりました。 注射針を刺して発熱させ、がん細胞を破壊 愛媛大学発の医療ベンチャー企業であるアドメテックは、熱でがん細胞を死滅させる医療機器をウクライナで認証申請することになりました。注射針を患部まで刺し、50~90℃に加熱することで、がん細胞を破壊します。ウクライナのがんセンターはこれまでに日本人を含む65人の患者に臨床実験を行い、一定の効果を確認出来たことから、今回の認証申請に至りました。ウクライナではがんの部位を限定せずに医療機器として認証が行われるされるため、早ければ今年度中に認証を取得し、来年度には輸出を開始する見込みです。 00 関連記事 手術出来ない胃がんが縮小し手術可能に ケトン食が、進行がん患者の生存期間を劇的に改善 動物実験と臨床試験の大きな違い 水虫治療薬が胆道がんの細胞増殖を抑制 コータックの承認に向けて双日が支援 京都大学の原子炉再稼働でBCNTも再開 オプジーボが進行性肝がんを縮小する効果を確認