2017-06-16
北海道がんセンターががん遺伝子検査を開始
がんは遺伝子の病気であり、その解析によって最適な治療を提案しようという取り組みが進んでいます。北海道がんセンターでも7月から網羅的遺伝子解析を開始することになりました。
がんの原因遺伝子を特定し、最適な治療を提案
患者の遺伝子を調べることで、最適な治療を組み立てるのがプレシジョン・メディシンです。北海道がんセンターではがんの発症原因となっている遺伝子を特定し、ひとりひとりの患者に対して最適な治療を提案する網羅的がん遺伝子解析を、7月から開始することになりました。全てのがん患者が対象で、現在治療を受けている医療機関からの紹介という形で受け付けることになります。自由診療となり費用は65万円。最短3週間で結果が出ます。95%の確率でがんの原因となっている遺伝子を特定出来、70%に対して効果が期待出来る薬がわかるそうです。
患者の遺伝子を調べることで、最適な治療を組み立てるのがプレシジョン・メディシンです。北海道がんセンターではがんの発症原因となっている遺伝子を特定し、ひとりひとりの患者に対して最適な治療を提案する網羅的がん遺伝子解析を、7月から開始することになりました。全てのがん患者が対象で、現在治療を受けている医療機関からの紹介という形で受け付けることになります。自由診療となり費用は65万円。最短3週間で結果が出ます。95%の確率でがんの原因となっている遺伝子を特定出来、70%に対して効果が期待出来る薬がわかるそうです。
効果のない治療で費用や時間を浪費しないために
がん治療において効果のある治療と効果のない治療を餞別することは重要です。効果のない治療を受ければ、まず無駄な出費になります。そして、進行するがんに対しては迅速に手を打つべきなのに、時間を浪費してしまうことになります。さらに、抗がん剤はもちろん、分子標的薬であっても化学療法の場合は副作用があります。効果はないのに副作用に苦しむというのは避けたいところです。治療を効果的にするプレシジョン・メディシンとしての遺伝子検査は地域の中核になっている医療機関でも導入が進みつつあります。
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