2016-12-14
改正がん対策基本法が成立
がん対策基本法の成立から10年。
改正がん対策基本法が12月9日、
企業に配慮を求めるだけでは、がんで退職する方は減らない
今後、高齢でも働く方は増えてくるでしょうし、若い年代のがん患者も増えてくるでしょう。治療と仕事の両立は企業にとって大きな課題になるはずです。とはいえ、体力のある大企業ならともかく、長引く不況の中、我が国の企業の大半を占める中小零細企業において、配慮を実行に移すことが出来るのか、疑問を感じずにはいられません。企業ががん治療を行っている従業員に対して、雇用や就労の面で何らかの救済措置をした場合、国が助成金を出したり、税を減免したりするような優遇措置などをしない限り、がんで仕事を辞めなければならない方は減らないでしょう。
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