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2020-12-03

がん患者のおよそ8人に1人が、新型コロナウイルスの影響で治療計画を変更

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がんの治療は、素人判断で延期したり止めたりするべきではありません。

院内感染の懸念
新型コロナウイルスの感染拡大は様々な影響を与えています。がん患者を支援している団体「CSRプロジェクト」の調査では、がん患者のおよそ8人に1人(12.9%)が、治療計画を変更していたことがわかりました。過去5年以内にがんと診断された310人を対象に、10月にWEB上で行った調査の結果です。このうち、37.5%は主治医に相談せず、自分の判断で治療を延期したり止めたりしています。理由の大半は院内感染の懸念でした。がん治療はどんな治療を、どんなスケジュールで行うかによって、結果が大きく異なってくることがあります。延期してもよい治療もあれば、延期すべきでない治療もあります。仮に通院や入院での感染を避けたいとしても、スケジュールを変更するかどうかは、まずは主治医に相談したり、セカンドオピニオンを聞いたりすべきです。

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