2020-11-26
がん患者を支援するアプリ
外来、遠隔診療が増えている中で、アプリによって患者の状態を把握しケアする取り組みがあります。
既にがん患者の倦怠感をケアするアプリが
CureAppと第一三共は、がん患者を支援するアプリの開発を開始しました。特に化学療法においては体調や副作用などを考慮しながらの治療が求められます。これに対して治療はどんどん入院から外来へとシフトしており、さらに昨今の新型コロナウイルスの感染拡大は遠隔診療も拡大しています。そんな状況で副作用や症状の変化をタイムリーに把握し対処していく取り組みとして、アプリの開発に着手しています。まずは乳がんのアプリからスタートし、2021年度には臨床試験に入り、医療機器としての承認を目指しています。オランダでは既にがん患者特有の倦怠感をケアするアプリがリリースされており、軽減効果が確認されています。
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