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2020-11-27

HPVワクチンを男性にまで保険適用に


HPVに感染すると、女性の子宮頸がんだけでなく男性のがんの発症の原因になります。

世界では男性のHPVワクチンの接種は当たり前
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染と密接な関係にあることから、女性が摂取対象として承認されており、小学校6年生から高等学校1年までは公費で定期接種が行われています。実は、HPVの感染によって発するがんは子宮頸がんだけではなく、中咽頭がん、肛門がん、さらには男性の陰茎がんなどもあります。MSDはHPVの中でも特にがんを発症し易い4種類の感染を防ぐガーダシルを製造販売していますが、今年2月に男性に対しても適用拡大するよう承認申請しています。これを受けて厚生労働省は審査を行うことを決めており、世界では標準になっている男性のHPVワクチン接種が、日本でも普及しそうです。

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