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2020-11-09

免疫力チェックポイント阻害剤の併用


免疫チェックポイントには幾つかの種類があり、それぞれに対応した阻害剤が開発されています。

異なる仕組みで免疫を回復させる
オプジーボを製造・販売する小野薬品工業と、ヤーボイを製造・販売するブリストル・マイヤーズスクラブは、悪性中皮腫に対してふたつの併用の適用拡大を申請しました。免疫細胞の一種でおるT細胞には、免疫チェックポイントが発現しており、がん細胞はそこに結合する蛋白質を発現して、攻撃力を抑制します。免疫チェックポイント阻害剤はこの抑制を解除し、免疫を回復させる働きがあります。オプジーボはPD-1、ヤーボイはCTLA-4と異なる免疫ポイントに作用するので、併用することで別の仕組みで免疫を回復させることが出来ます。免疫チェックポイントには幾つかの種類があり、それぞれに応じて阻害剤が開発されています。こうした併用は今後も増えいくと思われます。

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