2025-11-18
キイトルーダ、再発卵巣がんに承認申請へ

免疫チェックポイント阻害剤「キイトルーダ」は、再発した卵巣がんへの適応拡大を求めて、承認申請が行われました。
再発した卵巣がんは、選択肢が限られる
卵巣がんは、初期では自覚症状が出にくく、進行した段階で見つかることが多くなります。治療には主に抗がん剤(白金系抗悪性腫瘍剤)が用いられますが、再発し、特にこの抗がん剤に抵抗性を持つようになった場合、現在のところ、有効な治療選択肢が限られています。
期待される新たな道
今回、キイトルーダは、抗がん剤との併用でこの白金系抗悪性腫瘍剤抵抗性の再発卵巣がん適応拡大を求めた承認申請を行いました。キイトルーダは、T細胞によるがん細胞への攻撃を再活性化させる免疫チェックポイント阻害薬です。この新しい治療が承認されれば、新たな希望と選択肢となることが期待されます。
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