2024-03-13
大学病院が、がん免疫治療の拡張のため、クラウドファンディング
医学の進歩は、どうしてもコストの上昇を招きます。
CAR-Tの機器に2000万円が必要
浜松医科大学附属病院は、静岡県で唯一、CAR-T による治療を行っています。CAR-Tとは、患者の免疫細胞(T細胞)を採取し、遺伝子の改変によってがん細胞への攻撃性を高めた上で、体内に戻し、患者自身の免疫でがんを叩きます。一部の血液のがんに適応となっていますが、導入依頼、治療を希望する患者が増加し、必要な機器を調達するため、2000万円をクラウドファンディングによって調達することになりました。医学は常に進歩していますが、同時にコストが上昇していくことも不可避です、これからはこうした様々な手段での資金の調達が求められるようになるのかもしれません。
関連記事