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2023-08-25

抗体薬物複合体「エンハーツ」が肺がんに適応追加

抗体薬物複合体「エンハーツ」が適応を拡大しています。

既に乳がん、胃がんに適応

抗体薬物複合体「エンハーツ」が、「がん化学療法後に増悪したHER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して適応追加されました。HER2陽性の肺がんへの適応は国内初となります。エンハーツは、「HER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」で希少疾病用医薬品指定を受けていました。今回の適応追加で国内で承認を受けたがん種は乳がん、胃がん、肺がんの3種類になりました。作用機序を考えると、HER2陽性のほかのがんにも有効であることが考えられ、また乳がんではHER2陽性に及ばない低発現でも奏効し承認されていることから、今後、様々ながんへの適応追加が考えられます。

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