2023-04-14
大腸がん肝臓転移への生体肝移植を先進医療として審議へ
肝臓には解毒の働きがあるため、化学療法が聞きづらくなります。
切除不能な大腸がん肝臓転移は、予後がよくない
大腸がんが肝臓に転移すると、切除が可能であれば、予後は比較的良好ですが、切除不能の場合、一般的には化学療法しか選択肢がありません。しかし、肝臓は解毒の臓器といわれるように、化学療法が効きづらく、予後はよくありません。唯一、根治が期待出来るのが、肝臓を全摘出し、移植を行うことです。厚生労働省先進医療会議は、切除不能の大腸がん肝臓転移への生体肝移植を先進医療Bとして可否を検討することとなりました。切除不能の大腸がん肝臓転移のうち、転移が肝臓のみで、化学療法が効かない場合が対象となります。
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