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2023-03-07

肺がんステージ4のランナーが、東京マラソンを完走


がんと闘いながらも、何かに打ち込む方は、同じ境遇の方に勇気を与えてくれます。

毎日、16〜18kmを走り込む

埼玉県嵐山町職員の吉野祐介さん(38歳)は2013年にステージ3の肺がんと診断されました。抗がん剤や放射線による治療を受けましたが、病気は徐々に進行。それでも社会人になってからはじめたランニングを継続しています。抗がん剤の副作用に苦しむ中でも、3kmを走り、腰や脳への転移がわかり、ステージ4と診断された現在でも、その意欲は衰えていません。病気を理由にすることなく、日々16〜18kmを走り込み、3月5日に行われた東京マラソンへの出場を果たし、見事に完走しました。吉野さんは、がんと闘いながら仕事などにも頑張る著名人などを見て励まされたので、自分も同じ境遇の方に勇気を与えたいといい、肺がん患者の誇りを胸に走り続けています。

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