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2023-03-06

米国では大腸がん患者の55歳未満の割合が倍増


米国では大腸がん全体では罹患数、死亡率は減少していますが、何故か若い世代の割合が増加しています。

大腸がんが進行して発見される割合も増加

米国がん協会は、2019年に新たに大腸がんだと診断された患者のうち、55歳未満の割合が20%に達したと発表しました。因みに1995年には11%であり、ほぼ倍増している計算になります。大腸がん全体を見てみると、米国では生活習慣病への対策、治療の進歩などが背景にあるのか、大腸がんの罹患数や死亡率は、ここ数十年減少傾向にありますが、若い世代の割合が増加しているのです。さらに、2019年に新たに大腸がんと診断された人のうち、60%はがんが進行しており、この割合は2000年代半ばには52%、がん検診が広まっていなかった95年でもは57%でした。

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