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2023-01-30

リキッドバイオプシーは大腸がんの再発リスクを予測する上で有効


リキッドバイオプシーは、微量の体液を採取して、体内の状態を知る診断方法です。

血中循環腫瘍DNA陽性だと再発リスクが高い

国立がん研究センター東病院などのグループは、リキッドバイオプシーが大腸がんの再発リスクを予測する上で有効であることを、研究を通じて確認しました。手術後4週時点で血中循環腫瘍DNAが陽性の患者は、陰性の患者と比較して、再発リスクが優位に高く、ステージ2〜3の場合、手術後4週時点で血中循環腫瘍DNAが陽性であっても、術後の化学療法で再発リスクを低く出来ることが明らかになったのです。大腸がんは、がん種別に見ると、男女ともに2番目に多いがんです。血液を採取するだけで簡易なリキッドバイオプシーは、再発リスク軽減の手段になりそうです。

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