toggle
2023-01-12

抗体薬物複合体「エンハーツ」が小細胞肺がんへの適応追加申請を受理される


エンハーツは様々ながんに適応を拡大していくでしょう。

HER2陽性であれば様々ながんに効果が期待出来る

抗体薬物複合体であるエンハーツは、抗がん剤(殺細胞剤)を抗体医薬品を利用して、がん細胞を狙って送り込みます。これによって正常細胞への影響を軽減し、がん細胞に抗体を結合させることで、免疫全体を活性化して、がん細胞を攻撃します。エンハーツに使われているのは、抗HER2抗体であり、進行の速いがんに多く発現するHER2という蛋白質が陽性であれば、様々ながんに効果が期待出来ます。国内だけでなく乳がんや胃がんに適応となっていますが、今回、欧州ではHER2陽性の小細胞肺がんの二次治療について適応追加申請が受理されました。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事