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2022-09-15

尿中のマイクロRNAから乳がんリスクを知るサービスが開始


がん検診の受診率が上がらない理由のひとつは、忙しいのに面倒だからという点です。

尿を提出するだけで手軽

名古屋大学発のベンチャー企業であるCraifは、尿中のマイクロRNAから乳がんのリスクを測定する「miSignal」のサービスを、医療機関を通じて開始しました。既に卵巣がんに対する同様のサーボスを開始しており、女性にとって早い年代から発症し易いがんを、尿を提出するだけで、手軽にリスクチェック出来るという利点があります。がん検診の受診率が上がらない理由のひとつは、忙しいのに面倒という点ですが、手軽であれば比較的若い年代でも積極的に受診することで、早期発見のきっかけになるのではないでしょうか。細胞は常に分裂を繰り返していますが、その際に自らのDNAを転写したRNAによって、必要なアミノ酸を結合させて、蛋白質を合成します。これはがん細胞においても同様で、尿や血液などにRNAが流れ出しますが、miSgnalはその微量のマイクロRNAを捕捉し、がんのリスクを判定します。

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