CAR-T「カービクティ」が承認了承

血液がんには様々なタイプがありますが、それぞれに対して治療が確立されています。

既存のCAR-Tは、いずれも血液がんに対して承認

CAR-Tは、免疫細胞の一種であるT細胞の遺伝子を改変し、特定の抗原への認識力を高めることで、がん細胞への攻撃力を強化したものです。既にキムリアなどが保険適用となっていますが、カービクティが8月3日に厚生労働省薬食審再生医療等製品・生物由来技術部会で多発性骨髄腫に対して承認することを了承されました。ここまでに保険適用となっているCAR-Tは、いずれも血液のがんです。血液のがんには数多くのタイプがありますが、がんとしての構造がシンプルで、抗原を絞り込み易く、それぞれに治療が確立されています。CAR-Tもタイプ別に開発されるかもしれません。

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