toggle
2022-02-22

免疫チェックポイント阻害剤の効果の目安は、皮膚に出る副作用


副作用を避けたいと思うのは当然ですが、治療によっては効果が出ている証拠といえます。

皮膚に副作用が出ると、死亡リスクは22%低下

米国マサチューセッツ総合病院のグループの研究でオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤は、皮膚に副作用が出ている患者のほうが、死亡リスクが低下していることが明らかになりました。抗PD-1抗体、抗PD-L1抗体を使用し、6か月以内に皮膚に副作用の出た患者7008人を対象に、年齢・性別・がん種・人種を一致させた対象群(副作用の出なかった患者)と比較したところ、死亡リスクは22%も低下していました。特に白斑、扁平苔癬、皮膚掻痒症、乾皮症、非特異性発疹においては30〜50%と大幅な低下が見られました。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事