2022-01-31
生存率
病気と診断されてから、一定期間を経過した後に、どれくらいの割合で生存しているかが生存率です。がん患者の場合、5年生存率ががんの種類やステージに応じて治療の効果を予測する指標となります。生存率には死因に関係なく全ての死亡を計算に含める実測生存率、がんによる死亡のみを死亡とする(がん以外での死亡はその時点で観察打ち切りとする)補正生存率、対象者と同じ特性(性別、年齢、暦年、地域)の一般集団より期待生存確率を算出し、実測生存率からその影響を補正した相対生存率があります。国立がん研究センターでは全国の性別、年齢(0~99歳の各年)、歴年別で1~15年生存率を計算しており、相対生存率の算出にはこれを利用することが出来ます。
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