2021-10-13
がんと闘いながら、精力的に活躍する高須克弥医師と小倉智明さん
がんが全身に広がった段階でも、免疫ががんの勢いを食い止められれば、仕事を続けることは可能です。
がんはステージが全てではない
「全身がん」で闘病中の高須克弥医師が、膀胱がんが肺に転移したことを公表したキャスターの小倉智昭さんに対して。「状況は僕とそっくりです」「これからが楽しいです。いっぱい仕事ができます」とSNS上でエールを送りました。ふたりとも医学的にはステージ4でがんが全身に広がっている状態。「全身がん」という定義は医学的にはありませんが、原発巣や目に見える転移巣に関係なく、がんは細胞の単位で全身に広がっていると考えられます。とはいえ、がんは進行の度合いが全てではありません。免疫ががんの勢いを抑え込むことが出来れば、がんを消すことは出来なくても、上手に共存し、仕事を続けていくことも可能です。闘病中でありながらふたりとも精力的に仕事に取り組んでいる点でも、状況はそっくりといえるでしょう。
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