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2021-05-27

手術はどこまで待てるのか?


新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、手術が延期になって不安な患者は多いのではないでしょうか。

主治医の判断に任せて大丈夫

新型コロナウイルスの感染拡大が収束せず、がん医療の現場も逼迫した状況が続いています。がん専門の医療機関で感染が発生し、新患の受付を中止したり、手術を延期したりした例がありました。また、予定していた手術が延期になる患者もいるでしょう。以前でも大きな手術になると月単位で待たされることはありましたが、がんは進行する病気だけに、あまり待たされるようだと不安になります。どこまで待てるかの目安としては、進行がんか早期がんかで異なってきます。進行がんは、放置しておけば3か月くらいの単位で病状が変化しますが、主治医はそのあたりを踏まえて診断しますので、基本はその判断に任せて大丈夫でしょう。むしろ手術を待つ間に、食事や休息、適度な運動、それに耐えられる体力をつけることをお勧めします。早期がんの場合、数か月くらいで病状が変わることはありませんが、定期的な検査を受けて、状況を把握しておくことは必要です。

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