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2021-03-26

高額の薬価で話題になったCAR-T「キムリア」が値下げへ


キムリアは保険適用になった当時、3349万円という薬価が話題になりました。

費用対効果に応じて薬価を見直す

患者のT細胞(免疫細胞の一種)を採取し、遺伝子に改変を加え、がん細胞への攻撃性を高めたものがCAR- Tです。2019年にはキムリアが血液のがんを対象に保険適用となりましたが、当時、保険適用の医薬品の中では最も高い3349万円という薬価が話題になりました。薬価が高騰する中、高額な医薬品ついては費用対効果を薬価に反映させる制度が設けられましたが、今回、その最初の見直しとしてキムリアなどの薬価が引き下げられることになりそうです。既存の製品と比べて、余命を1年延ばすコストが評価の対象で、キムリアの場合は750万円に設定されていましたが、適用となっているリンパ腫ではそれを上回っていることがわかりました。

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