オプジーボがHER2陰性胃がんの一次治療を変えるか？

HER2陰性胃がんの一次治療は、長らく新しい選択肢が増えていません。

米国では優先審査の対象に
米国ではHER2陰性の胃がんに対してオプジーボと抗がん剤の併用の承認申請が行われ、優先審査の対象になっています。一方、国内でも昨年、同様の申請が行われています。臨床試験では効果が確認されており、承認されれば長い間、新しい治療の登場していなかったHER2陰性胃がんの一次治療に新しい選択肢が生まれます。HER2は分裂の盛んながん細胞に発現し易い蛋白質で、HER2陽性の胃がんに対してはHER2を目印に作用する分子標的薬「ハーセプチン」が使われます。

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