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2020-11-20

米国でリキッドバイオプシーの承認が続く


少量の血液を調べることで、がんの有無や性質、状態を知ることが出来るようになりました。

分子標的薬の効果をリキッドバイオプシーで予測
リキッドバイオプシーは、少量の血液などの体液に遊離した成分を調べることで、がんの有無や性質、状態を明らかにします。組織を採取するよりも、患者への負担が少なく、これからの検査方法として注目されています。近年、がんの新薬は分子標的薬といってがん細胞が遺伝子の異常で作り出す蛋白質を目印に作用するものが主流になっています。どのような遺伝子の変異が起きているかで、効果を予測出来るため、使用前にコンパニオン診断薬によって検査を行うことがあります。「薬」といっても治療薬ではなく診断薬、或いは検査をイメージしていただけるとわかり易いでしょう。米国では今年になって分子標的薬のコンパニオン診断薬としてリキッドバイオプシーの承認が続いています。

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