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2020-07-10

タゼメトスタットが濾胞性リンパ腫の治療薬として承認申請

 

血液のがんの多くは抗がん剤などの化学療法がよく効くのですが、再発が起こり易く、それを解決することが課題になります。

濾胞性リンパ腫の1~3割でEZH2遺伝子が変異

血液のがんには幾つものタイプがあり、それぞれに対する治療が開発されています。濾胞性リンパ腫は非ホジキンリンパ腫の1~2割を占めるB細胞リンパ腫です。進行は比較的緩やかで、抗がん剤などが効き易いのですが、再発を繰り返すのが難点です。濾胞性リンパ腫の1~3割にはEZH2遺伝子に変異が見られ。それが発がんに大きく関わっています。そこで、新たな治療としてこのEZH2遺伝子の機能を阻害するタゼメスタットが開発され、国内での承認申請が行われました。
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