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2020-03-23

トミーズ雅さん、早期の大腸がんで大腸を55㎝切除

大腸がんは日本人に多いがんですが、進行が比較的緩やかなので、早期の対処が重要です。

離れた2か所のがんを切除
漫才師のトミーズ雅さんが大腸がんの手術を受けたことを公表しました。血便が出たので、検査を受けたところ、大腸の2か所にがんが見つかったそうです。幸い転移はない早期のがんでしたが、離れた2か所のがんであったため、大腸を55㎝も切除することになりました。3月17日に手術を受け、4日後にはTV番組に電話出演という順調な回復ぶりですが、開腹ではなく手術ロボットを使ったことで、侵襲の少ない手術になったことが大きいといえます。

大腸がんは部位別に見れば、男性で1番目に、女性で2番目に多いがんです。ただ、進行が比較的緩やかで、ステージ3でも7割以上の10年生存率が報告されているように、早期の発見が生還の鍵を握ります。雅さんも血便の時点ですぐに医師にかかったことが奏効したといえるでしょう。また、定期的に大腸カメラなどの検査を受けることで、大事に至る前に発見出来ることが多くなります。

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