2019-05-24
抗がん剤による脱毛を抑制する医療機器が承認される
抗がん剤の副作用による脱毛は特に女性の患者にとってはつらい悩みです。
30人中、8人が抗がん剤使用後もウイッグ不要
抗がん剤のつらい副作用のひとつが脱毛です。特に女性の患者にとっては悩ましい問題でしょう。そんな抗がん剤による脱毛を抑制する医療機器が承認を取得しました。承認されたパックスマン・スカルプ・クーリング・システムは、冷却液が流れるキャップを被ることで、頭皮の血管を収縮させ、抗がん剤が行き渡りにくくします。臨床試験では30人中、8人が50%未満の脱毛で済み、医師からウイッグは不要と判定されました。乳がんを含む固形がんに対して承認され、7月頃からは保険診療で使える見込みです。
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