2019-05-21
屈強なスポーツ選手は、免疫力が高いとはいえない
プロゴルファーの大山亜由美選手が25歳の若さで亡くなりました。ツアーから遠ざかっていたここ1年は、がんと闘っていたそうです。
若いスポーツ選手が立て続けにがんを発症
5月16日、プロゴルファーの大山亜由美選手が25歳の若さで亡くなりました。詳細は公表されていませんが、ここ1年はがんの闘病中だったそうです。それにしても水泳の池江璃花子選手、プロ野球阪神タイガースの原口文仁選手など、若い世代のスポーツ選手のがんがニュースになっています。
スポーツ選手の免疫力は高いとは限らない
私たちの体内では毎日多くのがん細胞が生まれています。それを免疫が迅速に排除しているから、大きな腫瘍になって、がんという病気にならずに済んでいます。加齢や様々な要因で免疫が十分に機能せず、がん細胞が生き延びた結果が、がんという病気なのです。若いスポーツ選手は、体力は抜きんでていますから、がんとは縁遠いイメージがあります。しかし、トップクラスのスポーツ選手といえども免疫力が高いとはいいきれないことをご存知でしょうか。日常的に激しい運動を続け、心身にストレスがかかっている場合、一般人よりも免疫力が下がっていることは珍しくないのです。
あまり激しい運動は免疫を低下させる
プロのスポーツ選手、五輪を目指すようなスポーツ選手は、日々、過酷なトレーニングを積んでいます。激しい練習とがんに因果関係があるとはいいきれませんが、心身に疲労が残るような運動は、免疫力を低下させ、がん発症の一因になりかねません。健康維持や美容のため、トレーニングに熱心な方が増えましたが、免疫力との兼ね合いは気に留めておいたほうがよさそうです。
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