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2021-10-08

小倉智昭さん、膀胱がんの肺への転移を公表


切れるがんは切るのが基本ですが、手術には手術のデメリットがあります。

手術を2年半遅らせた

キャスターの小倉智昭さんが、膀胱がんが肺に転移したことを公表しました。小倉さんは2016年に膀胱がんと診断されましたが、QOLを考えて、当初は膀胱全摘出の手術を拒否しました。結局、2年半後の2018年には全摘出の手術を行っています。昨年11月に左右の肺に影があるのが見つかり、経過観察を行ってきました。現在もTV等で仕事は続けていますが、今年9月の検査では転移と診断されています。今後は抗がん剤等の治療を行うことになっています。がんは早期で見つかり、手術が可能であれば、完治が期待出来ます。切れるがんは切るのが原則であり、小倉さんが手術を遅らせたことは、がんが進行する原因となったことは否定出来ません。しかし、体の一部を傷つけたり切り取ったりする手術は、回復が不可能な後遺症が出る場合があります。膀胱がんの場合、排尿がスムーズでなくなったりするため、生存率とQOLを天秤にかけて、患者自身が判断することになります。

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