Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 余命宣告までされた元首相を救ったのはオプジーボ 2018-10-29 余命宣告までされた元首相を救ったのはオプジーボ 森喜朗元首相は3年前、肺がんの手術を受け、余命宣告まで受けていました。 まだ未承認薬であったオプジーボが奏効 元首相の森喜朗氏は6年前に政治家を引退した後も、精力的な活動を続け、現在も東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長を務めています。首相在任時ほどのエネルギッシュなイメージはないものの、年齢を感じさせない元気さを見せていますが、実は2015年の3月に肺がんで左の肺を切除し、医師からは年内一杯しか持たないと宣告されたこともあったそうです。そんな森氏を回復させたのがオプジーボでした。当時、オプジーボは悪性黒色腫にのみ保険適応でしたが、思い切って未承認薬を使ったことが奏効したといえます。 00 関連記事 大腸がんから復帰のプロ野球選手が1安打1打点で1万円の社会貢献 小児がんは、大人のがんより生存率が高い 光免疫療法の症例がなかなか増加しない理由 「全身がん」の高須克弥医師、手術から9日で仕事復帰 阪神タイガースでがんサバイバー同士のバッテリーが実現か? 新たに解明された免疫チェックポイント受容体の仕組み 角替和枝さんが患った原発不明がんとは?