WHOが今年、がんと診断される方、がんで亡くなる方の数を予測しました。
人口比率から見て、日本のがん患者は多い
WHO(国際保健機関)によると今年(2018年)に新たにがんと診断される方は1810万人、がんで亡くなる方は960万人と予測されています。前回、2012年の調査ではそれぞれ1410万人、820万人でしたから、新たにがんになる方に関しては、非常に急激に増えていることになります。この原因については特に新興国においては経済的、社会的に発展した結果、人口が増えたり、平均寿命が長くなったり、食事を中心とした生活様式が富裕な国に近づいたりしたからではないかと考えられています。それにしても我が国では新たにがんになる方は、毎年100万人超。世界の18分の1程度を占めることになり、世界と我が国の総人口の比率からすればいかに多いかがおわかりでしょう。
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